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闇金業者と正規業者の見分け方

ヤミ金業者と正規業者の見分け方

見分け方:
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ヤミ金と気付かずに取引をしてしまう?

お金を借りようとする相手がヤミ金業者と認識せずに借入をする人が年々増えている気がします。

漫画やドラマ、映画に出てくるようなヤミ金業者は設定上わかりやすい、如何にも違法業者という感じで描かれていますが、昨今のヤミ金業者の多くは人当たりがソフトなところが多いことや人集め用のサイトやSNSの文言がきれいなせいか、一見してヤミ金業者とは気づきにくいのかもしれません。

また、お金に困っていてすぐにでも現金が欲しいと思う人にとって、その望みを叶えてくれる電話またはLINEの向こうのヤミ金業者を信用してしまうという心理が働くことが原因なのかもしれません。

電話やSNSであれば、実際に会うことがないので自分にとって都合の良いイメージを描きやすいのです。

コロナ禍となりマスクが当たり前になったときに一部で話題となったものでマスク美人という言葉があります。
あれは目に見えない部分は自分の理想像を当てはめて想像することにより、マスクをしている人が魅力的に見えるという心理だそうです。

対面で会うことのないヤミ金に対して自分にとって都合の良いイメージを持ってしまうことはこの心理に当てはまるともいえるのかもしれません。

しかし、そんな心理状態でいると知らず知らずのうちに支払いをさせられ、結果的に借り入れをする前より経済状況を悪化させることになります。

 

利息の計算方法

もし、支払いが厳しいと思うのであれば下記サイトで利率の計算をしてみてください。

生活や実務に役立つ計算サイト:keisan
単利計算(利率)

借入の上限金利は利息制限法により、年15%~20%と決まっています。
「~」となっているのは借入金額により変動するためです。

====================================
10万円未満 ⇒ 上限年20%
10万円以上100万円未満 ⇒ 上限年18%
100万円以上 ⇒ 上限年15%
====================================

※参考:日本貸金業協会 上限金利について

 

山口文雄
例えば、1万円を借りて、一週間後に15,000円で完済と言われたとします。

すると、その利率はなんと、2607%!となります。
10万未満の上限利率は20%です。

ヤミ金によって利率は異なりますが、特に悪質性の高いところは、利率云々というよりも実際に振り込んでくる金額が「1万円未満」のところが多いです。

一番多い金額が「7千円」です。
7千円しか入金してこないところは、早々に縁を切らねばならないヤミ金業者です。

正規業者、ヤミ金業者といずれにしろお金を借りると利息が発生します。
稼いだお金を自分の為だけに使うためにも、借金をせずに生活できる経済基盤を作ることがとても重要です。

もし、正規業者に借入をしており、それが原因のひとつとしてヤミ金業者に借入をしてしまったのであれば、早々に債務整理に強い専門家、弁護士・司法書士に相談することを勧めます。

 

ヤミ金業者かどうかの見分け方

下記サイトで利率の計算をしてください。
生活や実務に役立つ計算サイト keisan
単利計算(利率)

借入の上限金利は、借入額に応じて下記となります。
下記に当てはまらなけれが違法です。

====================================
10万円未満 ⇒ 上限年20%
10万円以上100万円未満 ⇒ 上限年18%
100万円以上 ⇒ 上限年15%
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この記事を書いた人
執筆者:山口文雄
債務整理専門の事務所で10年以上今もなお業務に携わっている事務員です。
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