総量規制と闇金業者
総量規制とは簡単にいうと、貸金業者は債務者の年収の1/3までしか貸し出すことができません。
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お借入れは年収の3分の1まで(総量規制について)【貸金業界の状況】 | 日本貸金業協会
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消費者金融会社やクレジット会社に融資の申し込みをしたが審査に落ちた場合は、年収の1/3以上借り入れをしていないか確認が必要です。
なぜなら、既に1/3以上の借り入れがある場合は、貸金業者から借り入れることはできないからです。
どうしてもお金が必要な人が次に取る手段が、ネット検索です。
審査に落ち続けた人がネット検索をしてたどり着く可能性が高いのが闇金業者のサイトです。
貸金業者と思い込んで、申し込みをしたら実は闇金であったという相談が後を絶ちません。
自身の勤務先情報を入力していなければまず心配はないのですが、融資の申し込みで勤務先情報の確認は当たり前ではあるので、疑うことなく入力してしまうようです。
相手が闇金だとしても、返せると思って借りる人もおりますが、ほとんどの方は関わりたくないと思うのではないでしょうか。
闇金業者に融資の申し込みをしてしまうと、電話やSMSで連絡をしてきます。
そしてキャンセルを伝えるとキャンセル料を請求されたり、一度だけの取引を強要されることがあります。
キャンセル料は絶対に払ってはなりません。払っても更に請求されるケースが少なくありません。
一度だけの取引もしてはなりません。更なるトラブルを抱えてしまうだけです。
また、一度闇金業者とかかわると、申し込みをした時の情報が他の闇金業者にも回ってしまうようで、色々なところから営業の連絡がくるようになります。
知らない番号には安易に出ないほうがよいでしょう。
もし、申し込みをしてしまった場合は、闇金業者とトラブルになる前に専門の弁護士・司法書士に相談したほうがよいでしょう。
トラブルになってからだと、トラブルになる前と比べて解決までに時間がかかるものです。
まとめ
- 融資の審査に落ち続けてネットで借入先を見つけたら、申し込みをする前にそのサイトのことを調べる
- 闇金業者にかかわってしまったときは、早々に専門家に相談する
この記事を書いた人
執筆者:山口文雄
債務整理専門の事務所で10年以上今もなお業務に携わっている事務員です。
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