刑事事件について松井弁護士にインタビュー

刑事事件である以上は全て対応しています。
普通の窃盗詐欺、恐喝、強盗、放火、殺人、わいせつ事案、特別捜査部の脱税事件など多数対応しています。

両方です。

検事の仕事は、第一次捜査権がある警察などで捜査した事件の送致を受けて、検事自ら関係者である犯人である被疑者、被害者又は目撃者の取調べを行って事件を裁判所に起訴するか否かを決することが主な仕事になります。その後の裁判手続にも関与して適正な刑罰を裁判所に求めます。

身柄を拘束された依頼者がいた場合には、検事が身柄拘束の必要性を判断しているので、身柄拘束の必要性のない事情を明らかにする証拠を収集して、検事や裁判官を説得して、早期の身柄解放に繋げる見極めが役に立っています。何より早期かつ迅速な身柄解放が重要です。

身柄解放までのスピードにこだわる理由があります。
迅速に動かないと身柄を拘束された場合、家族がいる人、会社員、学生の方等、その方が所属する組織に知られてしまえば、その組織の規律によって辞めてくださいということにもなりかねないからです。
しかし、逮捕されてもすぐ釈放されれば、そのまま社会生活・日常生活を取り戻すことができ、大事となる可能性の芽を摘むことにつながります。

実際そうなると家族の方も慌てるし見通しもつかず、不安と焦りの気持ちでいっぱいになってしまうものです。
ですが的確なアドバイスを早期にお伝えすることができれば、家族も今後の見通しや流れをつかむことができるので安心材料にもなります。

早く依頼してもらっただけ、そのまま身柄解放までの時間短縮に繋ぐことができるため早めに相談してもらえばという想いがあってのことです。

お金も持たず警察に行って、どうしようってネットで調べて電話をかけてくる方もいらっしゃるので、そこでいちいちお金がどうのこうのっていうのも失礼な話ですし、一旦説明してあげて今後の流れを掴んでもらった上で依頼の是非を問うのが良いのかなと思っています。

元検事なので捜査の手順を熟知しているためスピーディーにやれることです。実務経験が豊富でもあるので、強盗事件とか放火事件とか殺人事件でも不起訴にした事例は多数あります。

ほとんどの方が刑事事件には全く慣れてないかと思いますので、もしが起きてしまった際には速やかに専門家に相談した上で、身柄解放に努めるのがよいかと思います。