れいわクレジット管理から通知や裁判で請求されたケースの解決事例

文責：アルスタ司法書士事務所　司法書士　大塚勇輝　司法書士　野間知洋

れいわクレジット管理から通知や裁判で請求された場合、まずは落ち着いてください

れいわクレジット管理株式会社は三菱UFJニコス株式会社からクレジット債権の一部を会社分割により承継した会社です。
もし、ニコスに昔の未払い分があり、5年以上支払いをしていないのであれば、時効の援用手続きをすることで支払い義務を消滅させることができる可能性があります。

解決事例①
解決事例②

れいわクレジットより自宅に電話連絡
↓
当所へ相談、依頼をいただき債権調査を開始
↓
最終取引日が2009年10月と判明
↓
内容証明郵便にて時効を援用
↓
時効完成により債務が消滅

れいわクレジットより突然の電話連絡を受けた後、支払方法を指定して返送するよう指示するハガキが到着してからのご相談でした。
既に債権者と言葉を交わしてはおりましたが、債務承認をしていないというご本人の申告があったため、まずは債権調査から開始しました。その過程で、債権者より債務承認の指摘がなされなかったため、時効を援用。時効が完成し、債務が消滅した旨をお伝えして業務を終了しました。

東京簡易裁判所より原告れいわクレジットの訴状が到着
↓
裁判所からの書類であったため、当所へ相談
↓
訴状を確認することで、2016年3月に期限の利益を喪失していることを確認
↓
ご依頼いただき答弁書を作成後裁判所へ送付
↓
取下書到着
↓
債権者に中断事由を確認
↓
時効完成により債務が消滅

裁判所から訴状が届き、慌てた様子でのご相談でした。
返済していくのは困難な状況にあったため、時効を主張することで解決を図ることにしました。
裁判所からの訴状を確認した結果、時効の要件を満たしていると判断出来たため、時効を主張する答弁書を作成。その後裁判所より取下書が到着したため、れいわクレジットへ中断事由の有無を確認。時効が完成し、債務が消滅した旨をお伝えして業務を終了しました。