ヤミ金からの嫌がらせが長引くのはなぜ?
ヤミ金からの嫌がらせが長引くのは、恨まれているからです。
人は基本的に感情で動く生き物であると云われています。
ヤミ金も一人の人間です。
通常のケースよりも長い期間嫌がらせを受けている場合は、ヤミ金が仕事ではなく感情で動いている可能性があります。
ヤミ金が自分たちの客にやられて頭にきやすいケースがいくつかありますが、大まかに分けると下記です。
因みに、これは10年以上ヤミ金との交渉業務に携わってきた経験からの私見になります。
- 嘘をつかれる
- 騙される
この二つは似ているようで異なります。
そして『騙される』方が頭にくるようです。
嘘とは
事実を曲げてこしらえたこと。本当でないこと。偽り。
騙すとは
巧みな言葉・仕掛けなどを用いて本当だと思わせる。あざむく。
出典:広辞苑
嘘をつかれる
『他のヤミ金に借入をしていない』と言いながら、そうでなかったとき、非常に頭にくるようです。
ヤミ金はお金を貸して、利息と元金を回収することで利益が出ます。
つまり、現状の借り入れ状況を聞き取りしたうえで回収見込みを計算し最終的に貸し付け有無や金額の判断をします。
しかし、客に虚偽申告をされてしまうと計算が狂ってしまい回収の計画に狂いが生じることになります。
これはヤミ金にとって放置できない問題です。
虚偽を許せば他の客からもやられるかもしれないからです。
騙される
嘘をつくというのは、その場しのぎという意味合いが強いかと思います。
しかし、騙すということには悪意を感じるものです。
自分の利益のためにただ嘘をつくのではなく、それがバレないように考え備える。
ヤミ金は客のことを下に見ています。
つまり、見下している人間に自分の方が賢いはずなのに騙された、という現実を受け入れることができないのでしょう。
見下している人間から騙されたからこそ、普段とは比べ物にならないほどの怒りをもってしまうようです。
他ケースに比べて圧倒的に多いのが下記です。
何度か取引を繰り返した後、客の希望により貸し付け金額を大きく上げたら逃げられた。
これをやってしまうと、普段はすぐに手を引くヤミ金でさえ激怒しています。
どういうつもりで誰もが怒るであろうこのような行為をするのか理解し難いところがありますが、犯罪者に恨まれるような真似をするのはリスクが高すぎます。
どうしてもお金が必要な場合、支援を求めるのであれば役所へ、借金の整理を考えているのであれば弁護士・司法書士に相談することを勧めます。
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この記事を書いた人
執筆者:山口文雄
債務整理専門の事務所で10年以上今もなお業務に携わっている事務員です。
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