闇金との取引で負う社会的信用を無くす大きなリスク

2024年12月17日

ヤミ金との取引で負う社会的信用を無くす大きなリスク

ヤミ金にかかわってしまった人たちからの相談を受けていると、凡そ下記に対して不安や恐怖を抱いているらっしゃいます。

得体の知れない犯罪者とかかわってしまいトラブルになるかもしれないと思えば、誰でもが持ちうる当たり前の感情です。

山口文雄

忘れてはならないことがひとつあります。

ヤミ金からの振り込みを受けた、本人名義の口座です。

ヤミ金から振り込みを受けた人のほとんどが、ヤミ金から入金を受けたと思われるようですが実態は違います。
ヤミ金とかかわっている人通しがお金を回しあっているケースが多々あるのです。

例えば、あるヤミ金とかかわっている人をA、Bとします。

・Aはヤミ金に1万円の融資を頼みました。
・Bはヤミ金に1万円の利息を払いたいと申し出をしました。

ヤミ金はBにAの口座を伝えます。
・Bが、Aに振り込みをしたことで、利息を払ったことになります。
・Aは、Bからの入金でヤミ金から融資を受けたことになります。

もし、Bが警察に相談した場合、Aの口座はヤミ金の口座として警察により口座を凍結されることになります。
そして一度凍結されると、その解除には長い時間がかかります。

場合によっては、A名義の他の銀行口座もすべて凍結されることもあります。
加えて、新たに口座を作ることもできません。
そうなると、給料が振り込みの場合、受け取ることができなくなります。

山口文雄

口座を持てない人を勤務先はどう思うでしょうか。

また、これから就職しようとした際に、口座を作れないので手渡しでくださいと言う人を採用しようと思うでしょうか。

口座を持てないということの怖さが少しでも伝われば幸いです。
ヤミ金とは絶対にかかわってはなりません。

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この記事を書いた人
執筆者：山口文雄
債務整理専門の事務所で10年以上今もなお業務に携わっている事務員です。
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